小さく「新規就農」のおすすめ本3冊をご紹介!


こんにちはこんどうです。 

 

ボクは現在、農家に勤めていていずれは一人でやりたいなと思っていろんな農業関係の本を読んでいます。

 

今回は新規就農を考えているけど、大規模で難しいそうだなと思っている方や、副業で農業を始めたいという方に向けて、こんなやり方もあるんだと参考にしてもらえたらと思える本を3冊ご紹介します!

 

 

農で1200万円!

 

面積

30a(3000㎡)。サッカーコート半分くらいで日本一小さい専業農家の著者は仰っています。

売上

1200万円で、その内の経費が600万円。利益が600万円という事です。

初期投資

なんと134万円です。

その内訳はこちら

  • 商品のラベルを印刷する為のパソコンとプリンターで15万円。
  • 漬物などの袋に封をする脱気シーラー15万円。
  • 大型冷蔵庫75万円
  • 小型氷温冷蔵庫中古で5万円
  • 小型の管理機10万円
  • 加工所の改造費5万円
  • クワやカマなどのその他の農機具15万円

こうして見ると、初期投資は畑や農機具ではなく野菜を加工をする為のものにお金をかけたようですね。

エンジン付きの農機具で一番活躍しているのが写真のホンダこまめF210(後継機種F220)だそうです。大きい機械は無くてもいいんですね。

 

 

農法

炭素循環農法という農法で、糸状菌が炭素(落ち葉など)を分解する際に野菜の根に養分を与えると考えられている農法です。

肥料を使わない為、メリットとして肥料代がかからないのと虫が付きにくくなります。注意点として、初期生育が遅くなるのでそれを見越した栽培計画が必要になります。

 

特徴

少量多品種栽培。漬物やキムチやケーキ、よもぎ団子などの加工もしている。栽培から加工までの6次産業化している。

 

取り入れたい点

借金、大農地、高額機械、肥料、農薬、ロスなしというのが驚きでした。

 

この本を読む前までは、農業を始めるのには、補助金かお金を借りてトラクターなどの機械を買わないといけないと思っていました。

お金が必要な時もクラウドファンディングを利用するなど常に新しい視点を持つのも大切。

 

廃棄をゼロにする為に多くできてしまった野菜や形の悪いものを漬物などの保存食にして売上にする。

売上「基準」金額を決め、売上が5%以上少ない時には反省し、多い時も反省するそうです。

自分や家族の環境の「最適」を目指すのはいいなと思いました。

 

ちなみに

著者の西田栄喜さんが栽培技術で参考にした本を2冊あげています。

 

図解 家庭菜園ビックリ教室

 

EMでいきいき家庭菜園です。

 

西田栄喜さんの菜園生活「風来」のHPはこちらです。

野菜セットや漬物など色々と販売されております。ブログや手作りを楽しむためのレシピも載っています。

 

最強の農起業

 

 

 

面積 

 

約7500㎡で、その内5000㎡が畑で40種類、1300本のブルーベリーがあります。それ以外は、観光農園なので、レストスペースや駐車場があります。

売上

6月上旬から8月下旬の2ヶ月半で2000万円。

 

初期投資

観光農園なので畑以外の駐車場やレストスペース、ログハウス、トイレ、井戸、水回りの電気工事、広告宣伝費などの費用もかかります。

  • その設備投資で大体2000万円〜2400万円 。
  • その他の諸経費(人件費や苗代など)が年に300万円〜400万円かかるそうです。

農法

ブルーベリー養液栽培システムという方法で、経年劣化しない人工培地を大きめのポットに入れ、ブルーベリーの好む酸性の肥料をブレンドし、コンピューターにセットして安定的に供給する方法です。

この栽培方法で、ブルーベリーの原産地である北米に近い環境を日本でも再現できるようになります。そのため生育も早く最高品質のブルーベリーができます。

そして、何より水やりや肥料やりの時間が削減されるのが嬉しいですね。

特徴

体験を売る観光農園で、収穫時間を減らしながら収益アップ。なおかつ無人栽培で、1年のうちの9ヶ月は週休5日を可能に。他の観光農園はインフォメーションとして利用している、ネットとメディアに想いと物語をのせてIT集客

取り入れたい点

作物の売上だけを見るのではなく総労働時間を常に意識しているので、効率的で生産性の高い農業になっている。 

ポットで栽培しているので、畑全体を防草シートで覆って除草作業をカットしている。著者の農園の規模で年間200時間の労働時間のカットになっている。

普通の農家はあまりやらないと思うけど、こういう当たり前を疑って見ることも大事だと思いました。

 

ちなみに

著者の畔柳茂樹さんHP「ブルーベリーファームおかざき」はこちらから。

畔柳さんのHPにもリンクがあったのですが、ブルーベリーの養液栽培システムを販売しているのが株式会社アンマズハウスです。栽培方法が気になるなる方はぜひ見てみてください。

 

多品目少量栽培で成功できる!!

 

 

 

面積

8〜9aの畑が9ヵ所とのことなので、およそ8000㎡ですね。

売上

野菜と加工品のみの売上で4000万円。作業員が家族を含め10名います。

 

初期投資

 初期投資はわかりませんでしたが、借入や補助金はないそうです。

 

特徴

多品目少量栽培なので、小規模農家でも可能。2〜3品種失敗しても大きな損失にならない。価格を自由に決められるのと競争を避けられる。デメリットとして1年中作物があるので365日休みがない。 

 

 

取り入れたい点

ケール、黒キャベツ、コールラビ、スイスチャードなど新顔野菜も取り入れ、調理の仕方まで教えられる

マルシェでどうやったら自分のブースの前にとまって見てくれるか研究している。

小さいじゃがいももピクルスにできる。ズッキーニの花もレストランなどで需要がある。勿体無い精神は大切。

 

ちなみに

 中村敏樹さんの「コスモファーム」のHPはこちらから。

 流石に、マルシェでも魅せ方にこだわっているだけあってHPもシンプルでおしゃれです。

 

 最後に

面積や、売上、初期投資などで比較して見ましたが、どのやり方ももったいないを無くす方法だったり、限られた面積でどのように利益を上げるかの工夫だったりが書かれていて参考になりました。

売り先も、JA出荷や市場に任さず、ご自身でレストランを新規開拓したり、ネット通販や直売で手に入れています。

売り先とやり方次第でいくらでも未来はあるんじゃないかという気がしてきました。

 

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